正しい情報を得るということ


1978年1月18日、伊豆半島の河津町で地震警報の情報パニックが起きました。


すでに4日前の伊豆大島近海大地震で大きな被害を出し、数日も続く余震におののいていた住民たちに、はじめて発令した当局の"地震予知情報"が正確に伝わらず・・・


戸外に逃げる人、食料品を買い込む人、学校に電話してわが子を呼び戻す人などが続出するパニック状態となりました。


静岡県災害対策本部が出した予知情報の内容は"今後、最悪の場合、マグニチュード6程度の余震があり得る"というものでしたが・・・


これが河津町の住民に伝わったときは、震源地の規模を示すマグニチュード6の数字が、"震度6"という住民が実際に体に感じる尺度の大地震に変わり、しかも2時間以内に起こるということになりました。


県当局からの電話口頭による情報伝達が、4ないし5段階のルートを経ることによって、情報がまったく歪曲されてしまうという、まずい結果を招いてしまったのです。


・・・またこのとき、地元テレビ局が画面に流したスーパー・テロップが、短くて読みにくかったため、よけい視聴者の不安をつのらせることにもなったらしいですね。


しかしSEO 成果報酬が発達し、ネット社会である現在はここまでパニックになることはないかと思われます。